看護師の転職
看護師不足の昨今、看護師の転職先はいくらでもあるといってよい。医療機関や介護保険施設、訪問看護ステーションなど、どの業態においても採用意欲は強く、看護師の求人を見つけるのは難しいことではない。
日本看護協会の「2005年看護職員実態調査」によると、若年層の転職理由トップは「他の職場への興味」だった。最初の職場を離職後、53.6%が1年以内に再就職している。また、平均離職期間は22.9カ月だった。
転職よりも離職
日本看護協会によると、04年度の常勤看護師の離職率は12.1%。新人看護師に限れば、9.3%が就職後1年以内に離職している。離職理由として、新人の場合には配置先での専門的な知識や技術の不足などが挙げられるが、ベテラン看護師では三交代や夜勤、超過勤務など勤務医と同じような厳しい労働条件が指摘されている。また、日本医療労働組合連合会の「看護職員の労働調査」(2005年)によると、7割の看護師が退職を考えたことがあるという。
「辞めたい」理由
仕事が忙しすぎる (37.0%)
仕事の達成感がない (22.0%)
本来の看護ができない(17.4%)
夜勤がつらい (14.1%)
賃金が安い (11.5%)
「看護職員の労働調査」(2005年)より